都道府県別の年間日照時間の日本地図

データ確認日 2026-07-25

凡例(単位:時間)

出典:気象庁 (元データ

データの年次:1991〜2020年の平年値

加工の内容:各都道府県の地方気象台等1地点(埼玉県は熊谷、滋賀県は彦根)の値。日照時間の年合計の平年値を加工して作成

本サイトは公的データを加工して地図にした非公式のツールです。国や自治体が作成・公表したものではありません。

この地図はブラウザ上で自由に作り直せます。段階数や配色を変えたり、数値を自分のデータに差し替えたりして、そのままPNG画像で保存できます。

このデータをエディタで開く

「日本一晴れる県はどこか」は、気候の話としても、太陽光発電や農作物の話としてもよく話題になります。この地図は、各都道府県の地方気象台などで観測された年間日照時間の合計(1991〜2020年の平年値)を色分けしたものです。日照時間は、直射日光が地表を一定以上の強さで照らした時間の合計です。

地図から読み取れること

最も長いのは山梨県の2,225.8時間、次いで高知県2,159.7時間、群馬県2,153.7時間、静岡県2,151.5時間、愛知県2,141.0時間、宮崎県2,121.7時間と続きます。最も短いのは秋田県の1,527.4時間で、青森県1,589.2時間、山形県1,617.9時間、新潟県1,639.6時間、富山県1,647.2時間、福井県1,653.7時間が下位に並びます。

差は約698時間です。1日あたりに直すとおよそ1.9時間で、山梨県と秋田県では、1年を通して毎日2時間近く日の当たる時間が違うことになります。

上位と下位の並びは、年間降雪量の地図とほぼ裏返しの関係です。下位に日本海側の県が集まり、上位には内陸の盆地や太平洋側が並びます。冬に雪雲がかかる地域は、そのぶん日照が削られていることが、2枚の地図を並べると分かります。

一方で、緯度との関係は弱いことも読み取れます。上位の群馬県は関東内陸、高知県は四国南部、山梨県は内陸の盆地と、位置はばらばらです。沖縄県は1,727.1時間で、47都道府県のなかでは下から数えたほうが早い位置にあります。南にあることと日照が長いことは、必ずしも一致しません。

このデータの読み方・注意点

県内1地点の値です。 各都道府県について地方気象台などの官署1地点を選んでいます。県内の地域差は表現されていません。埼玉県は熊谷、滋賀県は彦根の値で、県庁所在地ではありません。

平年値は30年の平均です。 1991〜2020年の観測をならしたもので、特定の年の日照時間ではありません。

日照時間と日射量は別の指標です。 日照時間は「日が差していた時間の長さ」であり、エネルギーの総量を表す全天日射量とは異なります。太陽光発電の見込みなどを厳密に検討する場合は、日射量のデータを使ってください。

自分のデータで作るときのヒント

このデータは1,527時間から2,226時間のあいだに、大きな飛び離れなく分布しています。中央値は1,961.1時間で、最小値と最大値のちょうど中間よりやや上に位置します。こうした素直な分布のデータでは、等間隔でも分位でも大きくは崩れません

段階数を変えてみると違いがよく分かります。3段階にすると「日本海側・その他・内陸と太平洋側」という大づかみの構図になり、7段階にすると県ごとの細かな差まで出ます。資料に載せて一目で伝えたいなら3〜5段階、詳しく比べたいなら6〜7段階、と目的で切り替えるのがおすすめです。

なお、日照時間のように「多いほうが良い印象」を持たれやすい指標は、色の濃淡が価値判断に見えてしまうことがあります。中立に見せたいときは、暖色系より青系やモノクロを選ぶと落ち着いた印象になります。

この地図の作り方

上の「このデータをエディタで開く」を押すと、この47都道府県ぶんの数値が入った状態で開きます。配色や段階数を変えて、そのままPNG画像として保存できます。降雪量の地図と並べて資料に貼ると、日本海側の気候の特徴を2枚で説明できます。

時間や金額のように単位のある数値では、単位欄を必ず埋めてください。凡例と完成画像の両方に単位が入るので、地図だけが切り出されて共有されても意味が伝わります。

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